相続の流れ

■相続人調査
相続が開始した場合、誰が相続人となるのかを調査する相続人調査を行う必要があります。
その際には、戸籍などをしっかりと調べて誰が相続人となるのか正確に把握しておく必要があります。
遺産の帰属割合を決定する遺産分割協議では、相続人全員の同意が必要となります。
相続人調査を怠り、遺産分割協議に参加していなかった相続人がいた場合は、遺産分割協議をやり直さなければならないなど、後から手間がかかってしまうことになります。

■相続財産調査
遺産を分割するにあたっては、どれだけの相続財産があるのか、相続財産にどれだけの価値があるのかなどをしっかりと調査しておく必要があります。
預貯金や現金であれば調査は簡単かもしれませんが、不動産や骨董品などは資産価値を把握するのが難しい場合も多々あります。
個人で行うことが困難な場合も多いですから、何か分からないことがあれば専門家にご依頼されることをお勧めいたします。

■遺言の確認
遺言がある場合には遺言を確認し、それに従って遺産を相続することになります。
自筆証書遺言や秘密証書遺言の場合は家庭裁判所での検認が必要です。

■遺産分割協議
遺言がない場合や、遺言があったとしても遺産の分配割合などが示されているのみである場合には、遺産分割協議を行う必要があります。
遺産分割協議では相続人全員の合意が必要ですから、相続人間で紛争が発生してしまうケースも多いです。
遺産分割協議に関して何か心配がある場合は専門家にご相談されることをお勧めいたします。

相続について何かご不安がございましたらお気軽に当事務所までご相談ください。

桃谷法律事務所は、東京都文京区、豊島区、台東区、神奈川県横浜市を中心に東京、神奈川県、千葉県、埼玉県で法律相談を承っております。相続や離婚、交通事故、債務整理から建築問題、企業法務まで幅広く対応しております。初回相談は無料で承っておりますので、何かお困りのことがあればお気軽にお問い合わせください。