不動産トラブル

■建築問題とは
不動産をめぐるトラブルには、所有権争いや共有分割、隣接地トラブル、賃料滞納など様々なものがあります。しかし、その中でもよくあるのが、建築問題です。

建築問題は、売買対象となった建物に欠陥があった場合に発生する法律トラブルです。

購入した建物に欠陥があった場合、買主は売主に対して修理や賠償を請求することができます（民法562条、564条）。相手方がこれに応じてくれない場合、法的な手段としては①任意の交渉、②民事調停、③民事訴訟の3通りがあります。

■任意の交渉
最初に、話し合いによる解決を図ります。弁護士に交渉を依頼することで、相手方の対応が変わってくる場合もあります。

■民事調停
調停は簡易裁判所で行われる手続きです。調停委員を介して協議を進め、和解を目指します。住宅トラブルでは、住宅紛争審査会の調停を利用することも可能です。民事調停は相手との合意に至らない限り成立しませんが、和解して調書が作成されれば、判決と同様の効力が発生します。

■民事訴訟
合意による解決が難しい場合、民事訴訟による解決が図られます。民事訴訟には時間も費用もかかりますが、勝訴すれば強制執行による解決が可能になります。

桃谷法律事務所は、東京都文京区で法律相談を承っております。相続や離婚、交通事故、債務整理から建築問題、企業法務まで幅広く対応しておりますので、お困りのことがあればお気軽にお問い合わせください。初回相談・初回電話は無料で対応しております。